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ダーブロックの一包化とは?光での分解や湿気による変質に注意!

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ダーブロックは、慢性腎臓病に伴う貧血の治療薬です。一般的に錠剤として販売されています。そして薬局によっては、一包化を行っている場合があります。

本記事では、ダーブロックの一包化について解説します。

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1. ターブロックとは

ターブロックは、経口投与可能な低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬です。またダプロデュスタットという成分を含んでいます。腎臓病患者の腎性貧血治療薬として、使われています。

1-1. ターブロックの作用プロセス

ダーブロックはHIF-PHを阻害することで、EPO(エリスロポエチン)の生産を促進します。このEPOというホルモンは、骨髄にある赤血球前駆細胞の増殖・分化を促進します。その結果、赤血球数を増加させます。

例えば腎臓機能が低下すると、EPOの生産が減少し、腎性貧血が起こります。そこでダーブロックはこのEPO生産を促進し、腎性貧血の改善に効果を発揮します。

1-2. 効能・効果

保存期慢性腎臓病(CKD)における腎性貧血や、透析導入前後の腹膜透析(PD)患者における腎性貧血に効果的です。

1-3. 用法・用量

1-3-1. 保存期CKDにおける腎性貧血の場合

成人の場合、通常1回2mgまたは4mgを1日1回経口投与します。また投与量は、患者さんの状態に応じて適宜増減します。1日の最高服用量は24mgです。

1-3-2. 透析導入前後のPD患者における腎性貧血の場合

成人の場合、通常1回4mgを1日1回経口投与します。また投与量は、患者の状態に応じて適宜増減します。1日の最高服用量は24mgです。

1-4. 使用上の注意点

ダーブロックは、重篤な肝障害のある患者さんには使用できません。そしてダプロデュスタットや本剤の成分に対して過敏症のある患者さんにも使えません。また妊娠中または授乳中の女性には、投与できません。

1-5. 相互作用について

CYP3A4阻害薬は、ダーブロックの血中濃度を上昇させる可能性があります。また制酸薬は、ダーブロックの吸収を低下させる可能性があります。

 

2. ターブロックの一包化とは

ダーブロックは、一般的に錠剤として販売されています。ただし薬局によっては、患者さんが服用しやすように一包化を行っています。例えば一方化のメリットとしては、飲み間違いの防止や持ち運び、服薬状況の把握しやすさなどがあります。

 

3. ターブロックの一包化の方法について

薬局によって一包化の方法は変わります。ここでは、一般的な方法について記します。

まず最初に、服薬日数分のダーブロック錠剤を準備します。次にPTPシートから取り出し、1日分の錠剤を専用の包装袋に入れます。そして包装袋に、服薬日や薬の名前、服用量などを記載します。最後に全ての包装袋を、まとめて台紙に貼付します。

 

4. まとめ

一包化は、バラバラの錠剤を一包するため、服薬の手間が省けます。特に高齢者や手が不自由な患者さんにとっては、薬を取り出したり、数えたりすることが難しい場合があります。一包化は、そういった負担の軽減につながります。

また飲み間違いや服薬忘れを防ぐことができるのも、一包化の大きな特徴です。それ以外にも、服薬状況を把握しやすくなり、また医療費の節約にもつながります。

ダーブロックの一包化においては、光による分解や湿気による変質に気をつける必要があります。例えば一包化の後には光に直接触れないように注意し、乾燥した場所で保存する必要があります。

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