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お薬手帳とは?最新のおススメ無料お薬手帳アプリも紹介します

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お薬手帳

お薬手帳とは、いつ、どこで、どのお薬を処方してもらったかを記録した手帳です。例えばいくつか医療機関を受診する場合、お薬手帳を見せると正確に処方できます。

個人の服用歴が証明でき、医療機関での処方の正確性や安全性にも役立つお薬手帳。そのお薬手帳のメリットや、今後の在り方について解説します。

 

1. お薬手帳とは

お薬手帳とは

患者さん個人の服用歴を記録し、正確な薬による処方に役立つお薬手帳について解説します。

1-1. お薬手帳とは

「いつ、どこで、何のお薬を処方してもらったか」を証明できる便利な手帳が、お薬手帳です。人の体は、千差万別です。思いがけない食べ合わせで、副作用が発生することがあります。お薬手帳には過去の服用歴が記録されているので、安全なお薬の服用には欠かせない大切なものです。

お薬手帳の記載情報
① 患者さんに処方されたお薬の名前
② お薬の飲む量
③ お薬の飲む回数
④ お薬を服用している期間

1-2. お薬手帳の歴史

お薬手帳は、1993年に発生した死亡事故がきっかけで考案されたといわれています。この事故は、異なる医療機関で処方された医薬品の併用で重篤な副作用が発生し、死に至るものでした。その結果、1994年に一部の大学病院や薬局でお薬手帳の活用が開始されました。

また1995年の阪神淡路大震災では、カルテのない状況でも個人の服薬履歴を確認でき、薬を早く配布できる手段として評価が高まりました。2000年からは、診療報酬改定で手帳記載加算として、お薬手帳は国の正式な制度として導入されています。

1-3. お薬手帳の作り方

お薬手帳は、全国の調剤薬局で無料で作成してもらえます。具体的には、医療機関で受診した後に処方箋をもらいます。その後に、薬局で作成しましょう。

薬局では、薬剤師に「お薬手帳の作成をお願いします」と伝えましょう。作成費用は一切かからず、無料で発行できます。

1-4. お薬手帳の使い方

病院や薬局に行った時に、処方箋と一緒に医師や薬剤師に出します。また薬局で市販薬や健康食品を買う時にも、薬剤師に提示しましょう。そうすることで、購入した商品を記録でき、万が一飲み合わせや副作用が生じた時の対応するための記録になります。

また医師や薬剤師に、お薬や健康について聞きたいことを書き込む手帳としても活用できます。お薬を飲み始めてからの体調の変化や症状も記録できます。例えば
かかりつけ医やかかりつけ薬剤師を持った場合、健康に関する大切なコミュニケーションツールになります。

1-5. お薬手帳の代わりになるものはある?

2016年4月から、国の制度が変更になりました。そこで厚生労働省が定める要件を満たした電子お薬手帳は、従来の紙のお薬手帳と同様に薬局で使用できます。電子お薬手帳は、お薬手帳アプリともいわれます。

1-6. お薬手帳を忘れた場合はどうする?

お薬手帳を忘れても、医師が出した処方箋で、お薬を受け取れます。ほとんどの薬局が、お薬情報が記されたシールを渡してくれますので、帰宅したらお薬手帳に貼るようにしましょう。またお薬手帳を忘れた場合は、いつもよりお会計が10円~40円かかります。

1-7. お薬手帳をなくした場合の対処方法

お薬手帳の再発行は、基本的に無料です。全国の調剤薬局でもらえますが、再発行してからの記録になります。そのため、紛失しないようにすることが大切です。

1-8. 電子お薬手帳(eお薬手帳)はリニューアルへ

電子お薬手帳(eお薬手帳)は、(公社)日本薬剤師会が提供しています。そして開発元のNTTドコモの撤退により、2024年6月末から「eお薬手帳3.0」に移行します。

新たに「eお薬手帳3.0」のwebサイトがオープンされています。またデータ移行の方法についても、解説されています。

 

2. お薬手帳のメリットとは

お薬手帳メリット

ここでは、お薬手帳のメリットについて解説します。

2-1. お薬の重複を防止できる

重複服薬は、患者さんが同時期に複数の医療機関で診療を受ける場合に発生します。この時出されるお薬が違う名前でも、同じお薬であることがあります。また一緒に飲んではいけないお薬もあります。重複服薬をするとお薬同士の働きが強く出たり、副作用が出る可能性があり、危険です。

こういったトラブルは、他の医療機関で出された薬がどのようなものか把握できないために起こります。お薬手帳にはお薬の服用歴が把握できるため、重複服薬を防ぐことができます。

2-2. 薬の飲み合わせトラブルを防ぐ

お薬は、本来病気を治すためのものです。しかし飲み方を間違うと、その効果が弱まることがあります。特に複数のお薬を同時に飲む場合、それぞれのお薬の成分が反応し、想定外の強い作用が出ることがあります。また反対に、お互いの成分がマイナス作用を引き起こし、薬の成分が効きにくくなることもあります。

こういった現象のことを、「薬の飲み合わせ」といいます。お薬手帳は、この飲み合わせをチェックすることができます。これは調剤薬に限らず、一般用医薬品(OTC医薬品)や健康食品にも同じことがいえます。

2-3. 旅行先や緊急時にも活用できます

旅行先や引っ越し先でも、今飲んでいるお薬か近いものを簡単に購入することができます。また地震などの災害で救急車で運ばれる事態になっても、本人が普段飲んでいる薬や持病について、医療機関に正確に伝えることができます。

2-4. 過去のアレルギーや副作用の記録としても活用

お薬は、病気やケガを治療する効果がありますが、副作用というリスクもあります。例えば、アレルギー反応の一種であるアナフィラキシー(anaphylaxis)は、蕁麻疹や腹痛、息苦しさに襲われます。

また卵や牛乳、小麦など、特定の食べ物でアレルギーが発生した場合も記録しておきます。そうすることで、食べ物由来の成分が含まれるお薬が処方されることを防ぐことができます。

アレルギー反応

2-5. お薬手帳で割引になる!?

お薬手帳を持っていないと指導料がかかりますが、手帳を持っていくと指導料は値引きになります。2016年4月に改正した診療報酬制度で、調剤薬局にお薬手帳を持参すると、実質負担金を値引きする制度になりました。

例えば薬剤服用歴に記入をする薬剤服用歴管理指導料は、500円に設定されています。これが患者さんがお薬手帳を持参した場合、120円安い380円になります。

 

3. 全国の薬局・病院で使える無料お薬手帳アプリ

お薬手帳アプリ

3-1. 無料お薬手帳アプリとは

従来の紙版のお薬手帳をデジタル版が、お薬手帳アプリです。全国の薬局・病院で使え、しかも無料です。処方されたお薬の名前や日付、量などの情報が、手軽にスマホで確認できます。

また従来の薬の受け取り方は、処方箋を薬局の受付に持っていき、受け取る形でした。混雑していると、待たされることもあります。一方お薬手帳アプリは、事前に処方箋を薬局に送信できます。なので、お薬を待たずに受け取ることができます。

またお薬手帳の場合、持っていくことを忘れることもあります。お薬手帳アプリはスマホに内蔵されるので、忘れっぽい方でも快適に使えます。以下に、人気のお薬手帳アプリをご紹介します。

3-2. お薬手帳プラスは薬局とチャットボットできる!

お薬手帳プラス

2014年に誕生し、150万人の方が利用しているお薬手帳アプリが、日本調剤のお薬手帳プラスです。購入した市販薬や処方箋を登録することで、まとめて管理できます。また日々の
健康状態を数値・グラフ化してくれ、見える化ができます。

また本会員限定で、薬局とチャットボット形式でコミュニケーションできる機能もあります。使い方は、まずアプリをダウンロードします。次に会員情報、メールアドレス、パスワードを入力し、日本調剤アカウントに登録します。本会員登録すると全ての機能が使用できます。

3-3. EPARK(イーパーク)お薬手帳で調剤予約&体調管理もお任せ!

EPARKお薬手帳

利用者数が400万人を突破した人気の無料お薬手帳アプリが、EPARK(イーパーク)お薬手帳です。病院で処方箋をもらったら、すぐに調剤予約を入れることで、受け取り時間まで買い物などの用事を済ませることができます。血圧や体温などの日々の記録も管理できます。

またお薬情報の自動登録機能を使うと、服用管理の手間が省けて便利です。たくさんのお薬を処方された時などは、いつ何を飲んだらいいのかわかるというメリットもあります。EPARKお薬手帳の使い方は、アプリをダウンロードして会員登録をするだけで、すぐに無料で利用できます。

3-4. スギ薬局お薬手帳スギスマホで健康相談もOK!

2018年5月の公開リリースから6ヶ月でダウンロード数が12万件を記録したのが、この『スギ薬局おくすり手帳スギスマホ』です。「処方箋送信」「電子お薬手帳」「チャットお薬手帳」「服薬指導オンライン」の4つの機能が、1つのアプリでできます。

3-5. お買い物が得に!カワチ公式アプリ

カワチ公式アプリ

スマホが、お薬手帳とポイントカードになるのが、カワチ公式アプリです。アプリ限定クーポンでお買い物ができ、いくも行くお店のチラシを届けてくれます。また、近くの店舗の位置や営業時間も把握できます。

使い方は、まず自分のスマホにアプリをダウンロードし、会員登録します。そして案内に従って必要事項を入力し、画面にバーコードが表示されると登録完了です。

3-6. 使える施設を簡単検索!harmoおくすり手帳

harmoおくすり手帳

「一般の方」「薬局の方」「医療機関の方」向けにそれぞれサービスを提供しているのが、harmoおくすり手帳です。お薬情報を自動で更新してくれ、待ち時間なくお薬を受け取ることができます。また使える施設が、簡単に検索できます。

使い方は、スマートフォンにharmoアプリをインストールし、ユーザー登録します。

 

4. まとめ

お薬手帳は、今後アプリユーザーのシェアがどんどん高まっていくと思われます。

スマートフォンは忘れにくく、お薬の一括管理だけでなく、情報の更新、薬の受取予約から、各種健康管理機能など利便性が高いからです。

日本の医療は、ジェネリック医薬品やかかりつけ医、かかりつけ薬剤師の推進など、質の向上とコスト削減に向けて動いています。

その中で、個人の健康管理のツールとして、お薬手帳の役割は今度更に重要になっていくでしょう。

本サイトでは、お薬手帳のようなITツールの最新情報も積極的に発信していく予定です。

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