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薬物動態試験とは?新薬開発に不可欠な製造工程を解説します

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薬物動態試験とは、体の中での薬の動きを検証する試験です。また薬物動態とは、薬物が体内に投与されてから排泄されるまでの過程を示すものです。

本記事では、薬物動態試験について詳しく解説します。

 

1. 薬物動態試験とは

薬物動態試験

薬物動態試験は、体の中での薬の動きを検証します。薬を飲むと、消化管から吸収され、血液を通して組織全体にまわります。そして肝臓で代謝され、腎臓から尿に排出されます。その一連の流れを検証します。

例えば優れた成分の薬でも、消化管での吸収が悪いと効果が現れにくくなります。また肝臓での代謝が良すぎると、すぐに体の中からなくなり、短い時間しか効かなくなります。

体内での吸収や代謝のされ方は、薬の効き方に大きく影響があるのでとても大切です。

 

2. 薬物動態試験の方法について

薬物動態試験

標準的な薬物動態試験法は、ヒトにおける薬物動態を評価するために行われる通常の方法です。被験者に被験薬を単回あるいは反復投与し、あらかじめ決められたスケジュールに従って、血液および尿を採取します。

また必要に応じて糞便を採取します。そして試料中の被験薬および代謝物濃度を測定し、薬物動態を評価します。

 

3. まとめ

1つの新医薬品が出来上がるまでに、実に1万種類以上の化合物が検討されます。

その中から実際に数百~数千種類の化合物が合成され、その中の百数十種類がスクリーニングを通過し、さらにそのうちの十数種類が動物実験などで薬として見込みがあると判断されます。

そして臨床試験などを経て、ようやく1つの新薬として世に出ると言われています。

製薬企業では、開発初期段階から精力的かつ効率的な薬物動態研究が行われています。

それほど、安全で効果のある医薬品開発にとって、薬物動態試験はとても重要です。

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