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分包機は、日々の調剤業務には欠かせない存在です。例えば薬剤師が薬包紙を折り、一包ずつまとめるのは大変です。分包機は一包化作業の負担を減らし、患者さんにより向き合う時間が作れます。
分包機には多くのメリットがあり、また分包機メーカーも数多くあります。薬局の経営者が導入したいと考えた時、どれを選べばいいのか迷う方も多いでしょう。そこで本記事では、分包機メーカーと各製品を詳しく解説します。
Contents
1. 分包機について
1-1. 分包機とは
分包機とは、錠剤や粉薬を服用日数や服用回数の分包紙に、自動的に分包してくれる機械です。現在、調剤薬局や医療機関で広く使われています。分包機については、『分包機とは?薬剤師がより患者さんと向き合う時間を作るために』で詳しく解説しています。こちらも参考にして下さい。
1-2. 分包機の歴史
分包機がない時代は、薬剤師やスタッフは手作業で薬包紙を折り、一包ずつまとめていました。しかし、その作業は大きな負担になります。そこで1961年、日本初のロータリー式分包機が開発されました。これは実際大学病院に納入されています。
次に1966年に、業界初のスライドタイプの分包機が発売されました。また1970年代には、付着する薬剤を吸引する掃除機が装備されました。1980年代以降、「散財だけ」「錠剤だけ」「両方の混合」の選択が可能になりました。このように薬局の現場で働く生産性の向上に貢献する分包機は、日々進化し続けています。
2. 分包機メーカーと製品の特長について
日本には、いろんな分包機メーカーがあります。各社の特徴と製品のポイントを解説します。
2-1. 株式会社湯山製作所
2-1-1. 株式会社湯山製作所とは
大阪府豊中市に本社を置く分包機メーカーが、株式会社湯山製作所です。2022年度の第24回自動認識システム賞で、「一包化錠剤仕分け装置 TABSORT+」が選ばれています。
TABSORT+は、形状や外寸、色や識別コードで錠剤の特徴を判別します。そして自動的に仕分けします。また持参薬仕分け機能も搭載し、あらゆる仕分け業務をカバーしています。この機械の錠剤仕分自動化の効果は、2種類あります。それは、仕分け作業時間の削減と錠剤の廃棄ロスの削減です。
2-1-2. 人気の小型全自動錠剤分包機YS-TRシリーズとは
湯山製作所の小型全自動錠剤分包機の大きな特徴は、まずそのコンパクトさです。60センチ四方のスペースに設置できます。
次に業界に先立って搭載されたバリアブルカセットです。錠剤分包機を購入する時、今後の採用薬品の変更を憂慮して、最初からカセットをフル掲載しないユーザーは多いと予想されますし。しかしバリアブルカセットは、いつでも搭載薬品の変更ができます。つまり導入当初から、最大限のその効果を発揮できます。
またオプションで搭載できるユニバーサルカセットを使用すれば、さらに利便性を向上できます。例えば、薬品形状に合わせて可変でき、平丸や楕円形の錠剤、カプセルなども自動で一包化できます。
2-2. 株式会社トーショー
2-2-1. 株式会社トーショーとは
東京都大田区にある分包機メーカーが、 株式会社トーショーです。錠剤の一包化だけでなく、調剤空間の最適化や計数調剤監査業務、注射薬取り揃え業務などを提供しています。注射薬混注鑑査システム「AddDis」の大阪医科薬科大学病院の導入事例が公式サイトに掲載されています。
2-2-2. 全自動錠剤分包機UFとは
この機械の大きな特徴は、錠剤の形状に合わせて、切り出し口が自在に可変形態することです。そうすることで、従来手撒きでしか対応できなかった錠剤の自動分配を実現します。その結果、調剤業務の効率化と安全性の向上を推進します。
2-3. 株式会社タカゾノ
2-3-1. 株式会社タカゾノとは
東京都の中央区にある分包機メーカーは、株式会社タカゾノです。散剤・錠剤分包機だけでなく、自動調剤台、全自動薬剤払出機、全自動水剤分注機、調剤監査支援製品などを製造しています。
2-3-2. Crestage-Premierとは
従来の散剤分包業務では、薬剤の取り揃えや秤量業務は薬剤師がやる必要がありました。そしてその工程は煩雑で、作業に時間もかかっていました。しかしこのCrestage-Premierは、散剤分包のフルオートメーション化が実現できます。具体的には、取り揃えや秤量も含めた分包業務の全工程を自動化できます。
3. まとめ
錠剤・散薬分包機は、錠剤やカプセル剤、散薬やドライシロップなどを自動で袋詰めできます。この機械を導入することで、散薬を計量する手間をなくすことができます。そしていろんな種類の薬を一袋ずつ分ける手撒き作業を、自動化できます。
また服薬漏れを防止でき、作業時間が短くなることで患者さんの待ち時間を減らせるのもメリットです。当然正確性も向上できるので、調剤薬局における手撒き作業の自動化のニーズは年々高まっています。
本サイトでは、今後も薬局経営に役立つ機器紹介を積極的に推進していく予定です。参考にして頂ければ幸いです。