※0円で無料コンサルアリ!求人サイトも兼ねたホームページとは
最近はDXが推進され、薬局のホームページの重要性が増しています。例えば薬剤師の求人機能を持つことで、新卒・中途の薬剤師が採用できます。リクルートで長年採用広告に携わったプロが、無料でホームページをコンサルします。
☞ホームページの無料コンサルはこちら
生姜の効能として、血圧を下げる効果があります。もともと生姜は、健康的な成分の宝庫です。そこに含まれている天然の化学成分は、400種類もあるといわれています。
あるテレビ番組では、60歳の有名男性タレントが酢ショウガを10日間摂取しました。その結果、最大血圧が150mmHg→140mmHg(正常は130mmHg未満)になったそうです。また血管年齢も74歳から57歳と、17歳も若返ったそうです。その他の方も、血圧だけでなく血糖値低下や血管の若返り効果や体温アップ効果が見られたとのことでした。
このように、生姜は私達の体を健康にしてくれる様々の効能を持っています。
本記事では、生姜の血圧を下げる効能について、解説します。
Contents
1. 生姜の概要
1-1. 生姜とは
生姜(しょうが、学名: Zingiber officinale)は、熱帯アジア原産のショウガ科ショウガ属の多年草です。根の部分は香辛料に使われたり、生薬としても使われます。
インドの古い医学書の中には、「生姜は神からの治療の贈り物である」と記されています。昔から、生姜は薬効がある食材として重宝されていたことがわかります。
1-2. 歴史
生姜は、インドのマラバル沿岸・モルッカ諸島を中心に東南アジアに多く産出される香辛料です。インドでは、紀元前300-500年前には、既に医薬品や保存食として使われていました。
日本では、奈良時代に栽培が始まりました。また中世のヨーロッパでは、生姜の需要は胡椒に匹敵するほどでした。例えば14世紀のイギリスでは、生姜1ポンド(約450g)で羊一匹に相当するほどでした。15世紀末に新大陸が発見されると、生姜は栽培物として持ち込まれました。そして16世紀半ばには、カリブ海にある西インド諸島は生姜の産地になりました。
2. 生姜の効能
2-1. アデノシンが血圧を下げる効果
アデノシンは、アデニンとリボースからなるヌクレオチドです。例えば、低酸素状態の細胞からアデノシンが分泌されると、付近の血管の平滑筋に作用します。すると、血管平滑筋が弛緩し血管が拡張し、局所で血流を増加します。その結果、血圧を下げる効果が期待できます。
2-2. ビタミン類とミネラルが豊富
生姜は、ビタミンが豊富です。例えば、ビタミンCやビタミンB、リボフラビン、ナイアシンが含まれています。また鉄分やカルシウム、リンなどのミネラルも含んでいます。
2-3. 抗菌性が高い
生姜には、多くの種類の細菌の成長を抑制する効能があります。そういった抗菌性があることで、歯肉炎や歯周病などの歯茎の炎症の原因となる口内細菌に対する効果があります。
2-4. 心臓病のリスクを軽減する
生姜の中に含まれる抗炎物質は、心臓病などの慢性疾患のリスクを軽減します。その理由の一つが、生姜の効能の血圧低下です。血中脂質を減らすことで、心臓病の発症を防ぐことに効果をもたらします。
3. 生姜の効能で血圧は下がる
3-1. 生姜のWのメカニズムとは
動物実験において、生姜はWのメカニズムにおいて、降圧効果があることが分かってきました。具体的には、血管を収縮させるアンジオテンシン変換酵素の働きを抑制します。また血管平滑筋細胞の外にあるカルシウムが細胞の中に入ってきて、血管収縮を防止します。
また2019年4月には、6件のランダム化比較試験(臨床試験)のメタ分析&システマティック・レビューが実施されました。そこでは、粉末生姜を摂取したグループとプラセボを摂ったグループと比較されました。その結果、前者は後者と比べ、平均値で収縮期血圧が-6.36mmHg有意に下がり、拡張期血圧も-2.12mmHg有意に下がることが判明しました。(イラン/テヘラン医科大学、2019)
4. まとめ
生姜は、血圧を上げる効果があります。
超高齢化社会に到達した日本では、高血圧および関連する疾患は、重大な課題です。
当然専門的な知識と経験を持つプロの医師や薬剤師、看護師といった医療スタッフによる治療も大切です。しかし、一方では薬剤師による服薬指導や薬物療法時の患者さんとのコミュニケーション時の生活指導も重要です。
手術や薬による治療だけでなく、普段の食生活における健康効果をいかに定着させるかというテーマは今後も掘り下げていく予定です。